2024/03/28
自然素材にこだわり、温かみのある空間を重視する方の中には、健康や環境面にも配慮した内装に関心を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、木の家の内装がもたらす効果と、その魅力を引き出す内装テクニックについて解説します。
□木がもたらす効果とは?
*癒し効果
木の特有の香りは、心身のリラクゼーションを促進して、ストレスを軽減させる効果があります。
木から放出される香り成分には、フィトンチッドと呼ばれる物質が含まれており、これが心理的・身体的な癒しを与えてくれるのです。
例えば、檜(ヒノキ)の香りは、人間の免疫力を高める効果があり、特にナチュラルキラー(NK)細胞を活性化させることが科学的に証明されています。
*安眠効果
木が作り出す穏やかな環境は、質の高い睡眠をサポートしてくれます。
木は、血圧を安定させ心拍数を穏やかにすることが知られており、これが安眠へと導く重要な要素となるのです。
*空気浄化効果
木には、室内の空気を清浄する機能があります。
木は湿気を吸収し、必要に応じて放出する能力を持っており、これが室内の湿度を適切なレベルに保つことに役立っているのです。
また、無垢材や無塗装の木は、特にこの調湿効果が顕著であり、空気中の細菌量を減らすことにも役立ちます。
□木の家の魅力を引き出す内装テクニック
1:天井の梁を活かす
天井の梁を露出させることで、伝統的かつモダンな雰囲気を演出できます。
さらに、天井部分を木素材で統一することで、より木の家の内装にこだわりが感じられ、すてきな空間になるでしょう。
2:造作家具の利用
空間に合わせたデザインの家具にすることで、機能性と美観を両立させましょう。
壁に木の棚や机を設けることで、温かみのある雰囲気が出せますよ。
また、造作家具を部屋のサイズに合わせて作ることで、無駄な空間を生まず、空間を有効活用できます。
3:天然素材を組み合わせる
畳や珪藻土(けいそうど)などの天然素材と木を組み合わせることで、和と洋の調和が取れた空間が生まれます。
天然素材である漆喰(しっくい)や珪藻土、畳は木素材との相性が良いため、壁や床、天井、インテリアにも天然素材を幅広く取り入れると良いでしょう。
4:ウッドデッキを設ける
ウッドデッキを設けることも、木の家の内装をおしゃれに見せるポイントです。
内装が木素材であるため、同素材のウッドデッキは相性が良く、木の家全体に統一感が出ます。
庭や外とつながるウッドデッキを設けることで、ナチュラル感あふれるおしゃれな木の家が実現します。
□まとめ
木の家の内装は、美しさだけでなく、健康や環境にも配慮した素材の使用によって、住む人の心と体に良い影響を与えます。
また、内装にもこだわることで、その魅力を最大限に引き出せます。
当社は、ヒノキを使用した家づくりをしております。
木の家を建てたい方は、当社までご連絡ください。