2022/03/20
「木材の外壁の特徴について知りたいな」
「木材で外壁を作るとき、どのようなことに注意すればいいのかな」
このようにお悩みの方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、木材の外壁の特徴と注意点について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
?木材の外壁の特徴とは？
木材の外壁の特徴について、見た目と機能性の観点から解説します。
?見た目
木材は、天然の素材です。
木の温かみを感じられます。
デザイン性が高く、外壁で部分的に使用することで、アクセントにもなるでしょう。
さらに、経年変化により、木材独自の味が出るでしょう。
?機能性
木材の外壁には、調湿性と断熱性の二つの機能性があります。
1つ目は、調湿性です。
周りの湿度が高いと湿気を吸収し、湿度が低い場合は湿気を放出してくれます。
このような調湿効果により、季節に関わらず快適に過ごせます。
2つ目は、断熱性です。
木材は、無数の細胞で作られています。
この一つ一つの細胞は空気で満たされています。
空気は、熱を伝えにくいという性質を持っているため、断熱に繋がります。
?木材で外壁を作る際の注意点について
ここでは3つの注意点を説明させて頂きます。
1つ目は、5年に1度はメンテナンスをすることです。
木材は、雨や風等の外界の影響を受け、劣化しやすいです。
そのため、5年ごとに点検をして、塗装すると良いでしょう。
最低でも10年に1度はメンテナンスをすることをおすすめします。
2つ目は、専用の塗料を使用することです。
一般的な外壁と異なり、木材には専用の塗料があります。
木材専用の塗料で有名なのは「オイルステイン」という、木材に浸透するタイプの塗料です。
この塗料により、木目を活かした塗料ができるでしょう。
ただし、既に塗装されている木材の場合、浸透しないため使用できない可能性があります。
3つ目は、シロアリ対策も必要であることです。
木材は、シロアリに侵食される危険性があります。
木造建築の技術の進歩により昔に比べてシロアリ被害は軽減されてきたとはいえ注意するにこしたことはありません。
そのため、メンテナンス時にシロアリの発生が見られた場合は、調査・駆除が必要になります。
シロアリを無視して工事をしてしまうと、メンテナンスをしてもすぐに削り取られてしまうでしょう。
シロアリ調査も行うことを意識しておきましょう。
以上が、木材で外壁を作る際の注意点でした。
?まとめ
今回は、木材の外壁の特徴と注意点について解説しました。
この記事でご紹介した注意点を意識して、木の家を検討してみてはいかがでしょうか。
経年変化を楽しむ暮らしをしたいという方は、ぜひ当社にお任せください。
全力でサポートさせていただきます。
