2022/03/06
新築住宅として木の家を建てようと思っている方でも、木の家のメリットを正確に理解している方は多くないと思います。
実は、木の家には木材ならではの様々なメリットがあります。
そこで今回は、木の家のメリットについて詳しく紹介します。
?木の家のメリットについて紹介します?
木の家では、床や柱といった目に見える場所から、構造という見えないところまで木材が用いられている住宅のことを指します。
木の家は、他の工法よりも費用がかからなかったり、間取りやデザインに融通がきいたりするといった、木材の特徴を活かしたメリットが多くあります。
例えば、木材には調湿性能があります。
これは、外の湿度が高いときには水分を吸収し、逆に乾燥しているときは内部の水分を放出する性質のことです。
そのため、梅雨のようにジメジメした季節や、冬のように乾燥した季節でも快適に過ごせます。
さらに極度に湿度が高かったり低かったりすると、住宅設備の劣化速度が速まることもあるため、これを避けられるのはメリットと言えるでしょう。
また、木材は多くの人が思っているよりも断熱性が高いため、夏には部屋を涼しく、冬には部屋を暖かくしてくれて、光熱費の削減にも貢献してくれます。
他にも、他の素材にはない温もりを感じられたり、リラックス効果のある香りが部屋の中を満たしてくれるといったメリットがあります。
?木材を使ったリビングのアイデアについてご紹介?
まずは、机の座高を低くするのと同時に、ダイニングキッチンとリビングをつなげるアイデアです。
床や柱に木材を採用していることで、部屋の温かさと柔らかな雰囲気を後押ししてくれることでしょう。
次に、家具をアンティーク調にすることで、まるで洋館にいるかのような雰囲気を醸し出せます。
ただし、家具が持つ雰囲気を壊さないためにも、床や天井に使用する木材の色合いと調和させる必要があります。
また、リビングの南側に大きな窓を設置することで、木洩れ日を感じられるリビングにできます。
さらに、ロールスクリーンを設けることで、部屋に入ってくる日光の量を調節できます。
このとき、床や天井を含めた部屋全体の一体感が重要となるので意識しておきましょう。
?まとめ?
今回は、木の家のメリットについて紹介しましたがいかがだったでしょうか。
様々なアイデアを駆使して、木材を上手に利用しましょう。
木材を使った住宅の建設を検討している方は、この記事を参考にしていただけたら幸いです。
