2021/11/10
木の家といえば、皆さんはどのような木材を思い浮かべますか。
檜や杉といったように、天然木材にはさまざまな種類がありますね。
今回はその中でも、当社で使われている檜についての解説、メリット、そして檜を使うのにおすすめの箇所をご紹介します。
是非参考にしてみてください。
□檜とはどんな素材なのか、そしてメリットはどんなものがあるのかご紹介します!
檜、清水寺や歌舞伎の舞台にも使われているように、古くから親しまれてきた素材です。
建材となってからも加工される過程で強度が高まります。
そのため、耐久性や加工への柔軟性を評価されている木材です
檜で作られた住宅で築年数が何百年を超えているものもあることからも、その耐久性の高さがよくわかります。
また、檜は硬い性質を持っているので劣化しにくいのがメリットです。
劣化しにくい理由として、檜の調質効果も挙げられます。
余分な湿気は吸収し、逆に湿度が下がっているときは湿気を放ってくれます。
その結果カビや菌の繁殖を防ぎ、木材が腐食しにくくなるので劣化しにくいです。
カビや菌の発生は、檜の細かい繊維にも防ぐ効果があります。
この繊維は油を含んでいるので、水をはじいてくれるので汚れにくく、カビ好みの湿度になりません。
また、檜にはヒノキチオールという成分が含まれており、防カビ効果も期待できます。
こういった調湿効果のほか、あのほのかに香る檜特有のにおいも快適な暮らしに大きく貢献します。
□檜材を使うおすすめの箇所についてご紹介します!
まずおすすめする箇所は、フローリングです。
檜は色合いが明るく上品なので、きれいな内装を作りやすくなります。
見た目だけでなく、耐水性、耐久性も高いので、毎日歩くフローリングには檜を使うと安心です。
檜のフローリングは触り心地が良く、熱伝導率も低いので床で横になるのにも快適です。
柱や梁といった構造材に使うのも効果的です。
木目を生かして温かみのある住宅を作れますし、加工するほど上部になるので耐久性が高まります。
檜風呂という言葉があるように、檜はお風呂の材料としても優れています。
檜に含まれているフィトンチッドという成分が人体にメリットを及ぼしてくれます。
脈拍の安定、脳活動の鎮静化、自律神経の安定、高血圧の緩和、免疫力向上などの効果がありますよ。
□まとめ
以上、檜とはどんな素材なのか、そして使用するメリットと、おすすめの使用箇所についてご紹介しました。
当社はお客様のご要望に応えられるよう、細部にまでこだわって提案しますので、お気軽にご相談くださいね。