2021/09/24
木の家は、見た目にもおしゃれで住み心地もリラックスできて好きな方も多いですよね。
しかし湿気に強くなく、カビが生えやすいというデメリットがあります。
せっかく住み心地の良い家にするつもりが、カビだらけでは台無しですよね。
今回は木の家をお考えの方向けに、カビの対処法・予防法についてお伝えします。
□カビが生えてしまったら?
木材はデリケートな素材なため、油断しているとカビが発生することも少なくありません。
放っておくと、住む人の健康を害することにもつながります。
しかし早めに対処すれば、シミを防ぎ木材の持つきれいな木目をキープできますよ。
木材のカビはアルコール除菌スプレーで簡単に除菌できます。
カビは乾燥した環境では繁殖できなくなるので最後の仕上げにしっかり乾かしてください。
ただ、木材はやわらかいので、放っておくとカビが潜り込むようにどんどんと奥深くに広がっていきます。
こうしてできたカビのシミは一度つくと、漂白しない限りはキレイに取り除けません。
シミを取り除きたい場合は、木材専用の洗剤を使用しましょう。
スプレーして放置し、水拭きするだけと使い方は簡単なものが多いです。
はじめて使うときは事前に目立たない部分に吹きかけ、色落ちや傷みなどが発生しないことを確認してくださいね。
以上が対処法でした。
□カビを防ぐにはどうしたらいい?
続いてはカビを予防する観点からお伝えします。
少し気を付けるだけで意外と簡単に予防できますよ。
まず、木材・木部の窓枠のカビを予防する方法を紹介します。
こまめに窓の結露を取り除くことは窓枠のカビを防ぐのに有効です。
また、こまめな換気も欠かせません。
近年は気密性の高い家も増えており、特に湿度が上がりやすいので、意識的に換気を行いましょう。
加えて、木材・木部の家具のカビを防ぐ方法です。
北側など湿気が多い部屋はカビが生えやすい傾向があります。
そのため、大型の家具を置くことは控えたほうが良いです。
家具を置く場合は、壁から5センチほど離して、家具を密集させないよう気をつけましょう。
□まとめ
今回は、木の家をお考えの方にぜひ気を付けていただきたいカビの対処法と予防法を紹介しました。
家を長く気持ちよく使い続けるためにも、カビ掃除と予防を生活習慣に取り入れてしまいましょう。
木の家は温かみがあり、リラックスできて魅力がありますよね。
カビ対策をしっかり行うことを念頭にぜひ検討してみてくださいね。