2021/03/16
木の家を建てたい方に知っていただきたいのが、玄関の設計についてです。
玄関は家の顔となる部分であり外から見える場所でもあるので、気を使いたいところでしょう。
今回は、木の家の玄関の事例と設計する際の注意するポイントについて紹介します。
□木の家の玄関の事例
玄関は家の印象を左右する顔となる場所です。
玄関と言っても、外との仕切りになる扉、靴などをしまう収納スペース、そして靴を脱ぐためのたたきスペースなど複数のパーツから成り立っています。
また、複数の機能を兼ね備えていることも特徴でしょう。
そのため、玄関を設計する際にはそれらの機能にも気を配ることが大切です。
ここでは、機能性にも優れた木の家の玄関の事例を紹介します。
玄関で最も重要な機能は収納でしょう。
木の家の特徴はその木材を使用したデザインです。
木材のデザインは柔軟性があり、ご自身の好みと機能性を共に重視した収納を作ることが可能です。
木目が印象深い大きな収納スペースは多くの靴やブーツ、お子さんの習い事の道具などもしまえます。
また、靴を脱ぐためのたたきスペースに木材で作られたベンチを置くと利便性が高まります。
ぜひ参考にしてみてください。
□玄関を設計する際の注意するポイント
ここでは玄関を設計する際に注意するポイントを紹介します。
失敗しないために覚えておきましょう。
まず1つ目の注意するポイントは、上りかまちの高さです。
上りかまちとは、玄関の靴を脱ぐたたきスペースから廊下へと上がる境目の部分を指します。
この段差部分をなくしてバリアフリーにもできるでしょう。
しかし、バリアフリーにすると楽ではありますが、利便性に劣ってしまいます。
なぜなら、高さがないと靴を履く際に腰かけることができないからです。
バリアフリーにする際は、ベンチの設置も一緒に検討することをおすすめします。
2つ目は、収納スペースに関してです。
玄関は靴だけではなくて、お子さんの学校、クラブ活動の道具であったり、ご自身の趣味のゴルフセットなど様々なものを収納します。
また、荷物は増えていくものなので収納スペースが十分にないと後々困ってしまうのでしょう。
3つ目は、玄関の扉に関してです。
最も人の目に付くところなので、家全体の雰囲気と合っているものを選びましょう。
その際に、光を外部からとりこめるデザインのものがおすすめです。
□まとめ
木の家を建てたい方へ、玄関の設計について解説しました。
玄関を設計する際に最も重要なことは、収納スペースに関してでしょう。
利便性とデザイン性を兼ね備えた玄関にしてください。