2021/02/20
木の家を検討している方に今回知っていただきたいのが、外壁のメンテナンスについてです。
外壁はその見た目だけではなく、家を守ってくれる機能も兼ね備えています。
そのため、外壁を適切にメンテナンスすることは重要でしょう。
外壁のメンテナンスについて専門家が解説するので、ぜひ参考にしてください。
□外壁を木材にするメリット
外壁と聞いてどんなイメージを抱くでしょうか。
一般的な外壁はセメントと砂を混ぜたモルタルや、パネル式のサイディングなどがあります。
その一方で、オリジナリティを出すことのできる木材の外壁について解説します。
まず1つ目のメリットは、木材の外壁には廃盤がないことでしょう。
木材は工業製品ではありません。
そのためサイディングなどと異なり、何年後でも同じ素材を手に入れることが可能です。
サイディングなどで気に入ったデザインの外壁材を使用していても、メンテナンス時にその製品が廃盤になってしまっているということが起こりえます。
木材であればその心配はいりません。
2つ目は、木材の温もりのあるデザインです。
温かい印象を与える木材は、他の外壁材では出せない雰囲気があります。
その上、木材の外壁では経年と共に深みも増していきます。
木材ならではの楽しみ方ができるでしょう。
□木の家の外壁のメンテナンス
木材を使用した外壁には、他のものとは異なる魅力があることは理解していただけたでしょう。
しかし、人工のものではないため定期的なメンテナンスが必要です。
メンテナンスをせずに放置し続けると、紫外線や雨風、空気中のホコリによって劣化が進行していきます。
また、木材は呼吸をして伸縮しているため、塗装をした場合は比較的剥がれやすい傾向にもあるでしょう。
木材の外壁のメンテナンスをするタイミングとしては、劣化状況を見ます。
具体的には、木材の表面に反り返りやひび割れがあるかどうかや、塗装の剥がれがあるかどうかなどです。
そして、メンテナンスの目安は、約3年から7年です。
手遅れにならないよう、柔軟に対処する必要があります。
劣化の状況によってはご自身でメンテナンスできますが、ひどい場合は業者に頼んだ方が確実です。
メンテナンスの内容によって、費用も大きく異なってくるのでひどい劣化を起こす前に定期的にメンテナンスすることをおすすめします。
□まとめ
今回は、木の家の外壁のメンテナンスについて専門家が解説しました。
木材の外壁はメリットもある一方、メンテナンスが必要ということもお分かりいただけたでしょう。
ぜひ参考にしてください。