2021/01/17
皆さんは住宅が人の健康にも影響を及ぼすことをご存じでしょうか。
長く暮らしていくためには、健康に過ごせる住宅にすることが何よりです。
そこでこの記事では、木の家の健康面への影響について解説します。
□建材に無垢材を使用するメリットとは
最近では建材に天然の素材を生かした無垢材を使用する方も多いことでしょう。
ここでは無垢材のメリットを3点紹介します。
*湿度を調節できる
無垢材は部屋の湿度が高いときは湿気を吸収し、部屋の中のじめじめとした不快感を軽減してくれます。
逆に部屋の湿度が低いときは、木材内部の水分を水蒸気として空気中に放出してくれるので、室内の乾燥を防ぐ効果があります。
*ダニ、カビ、細菌類に強い
木の精油は、ダニやカビ、細菌類の増加を抑制する効果を持っています。
そのため、部屋の中を清潔に保ち、快適な暮らしを可能にしてくれます。
*ストレスを軽減できる
森林浴をしたときに、リラックスした気分になることはありませんか。
これは木から発せられるフィトンチッドという芳香成分によって、自律神経が安定するからです。
この効果は木が伐採されて木材となってからも失われません。
そのため無垢材を使用した住宅では、よりリラックスした気分を味わえます。
□無垢材のフローリングのデメリットや注意点とは
メリットの目立つ無垢材ですが、実はデメリットもいくつか存在します。
そこで次に、無垢材のデメリットや注意点について紹介します。
1つ目は割れや反りが生じることです。
無垢材は自然の素材を生かしてあまり加工を施していないため、内部の水分量によって変形してしまうことを理解しておいてください。
変形した結果、フローリング同士の間に隙間が生じることもあるため、多少の割れや反りでも気になってしまう方は無垢材を使用するのは避けたほうが良いでしょう。
無垢材を使用する場合は、無垢材の施工実績のある業者に依頼しておくとそういった問題を少しでも軽減できます。
2つ目は汚れやすく、傷つきやすいことです。
合板のフローリングでは簡単にふき取れる汚れであっても、無垢材だと落ちずに染みになってしまうことがあります。
小さなお子さんのいる家庭では特に気を付けるようにしましょう。
□まとめ
今回は無垢材のメリットとデメリットについて紹介しました。
建材に無垢材の使用をお考えの方は、これらの長所と短所を十分考慮した上で選ぶようにしてください。
何かご不明点があれば遠慮なく当社までご相談ください。