2020/10/08
名古屋で木の家を検討している方はいらっしゃいますか。
木の家について検討する際、決めるべき要素は多くあります。
その中でも、外壁についてはしっかりと考えておくことをおすすめします。
事前にある程度知識を付けたうえで計画や打ち合わせに臨みましょう。
今回は、木の家の外壁について解説いたします。
□壁の種類や特徴を知っておくべき理由とは
注文住宅で外壁を決める際、その材質や種類について知っておくと良いでしょう。
何故なら、基本的には、住宅会社が提案した外壁の中から検討することが多く、知らず知らずのうちに選択肢を狭めてしまう可能性があるからです。
もちろん住宅会社も、その会社の得意分野を生かしてお施主様にとってより良いものを提案してくれるでしょう。
住宅会社の得意な外壁を用いることで、コストの削減や備品の納入期間を短くできるなどのメリットもあります。
しかし、その流れに従うだけでは、多くの選択肢の中から選べるという注文住宅の良さが消えてしまうかもしれません。
標準の外壁が住宅会社によって決められ、お施主様は好みに合わせてオプションを選ぶという流れになると、ご自身で選べる幅が少なくなる可能性があります。
ご自身が選ぶ住宅会社が、どのような外壁を使用しているのか理解するためにも、外壁の種類は知っておくと良いでしょう。
□木材の外壁の長所とは
外壁の中でも、木材を使用したものの魅力についてはご存じでしょうか。
ここでは、その魅力を紹介していきます。
*調質性
木材は基本的に、調質作用を持っています。
調湿とは、湿度の高いときに湿気を吸い取り、湿度の低いときには湿気を放出してくれる機能です。
木材の持つその機能により、家での生活がより快適になることが期待できるでしょう。
*断熱性
木材はもともと生物であるため、当然ながら細胞によって構成されています。
そのため、内部に多くの空気を含んでいます。
その空気は熱を伝えにくく、断熱性に優れているという利点があります。
すると、冬でも住宅で快適に過ごせるでしょう。
*視覚的な良さ
木材はやはり視覚的に良く、温かい印象を感じられるでしょう。
また、年月の経過により変化していく様子を楽しめるのも、木材独特のものです。
独特の味が出てくるという点では、サイディングなどの人工物と異なります。
□まとめ
木の家の外壁について解説しました。
外壁に使う材料については、多くの種類を知っておくことが重要です。
材料を知っていないと、自ら住宅会社に提案することができないためです。
木材の外壁の長所は、視覚的に温かみがあることでしょう。
また、木の持つ調湿性や断熱性といった機能も魅力です。