2020/09/18
注文住宅のビルトインガレージをご検討中の方へ。
カーポートやガレージなど、車を保管しておく場所は検討する必要がありますよね。
その選択肢の1つとして、ビルトインガレージが挙げられます。
今回は、そのメリットと設置の際に注意すべきポイントについて、名古屋の住宅会社が解説いたします。
□ビルトインガレージのメリットとは
まずはメリットについて知っておくことで、最大限に利点を生かした計画を立てましょう。
1つ目に挙げられる魅力は、やはり車の保管に適していることでしょう。
建物の内部にガレージを設置するため、雨や風、紫外線から愛車をしっかり守ってくれます。
また、防犯性能も高く、盗難や悪戯などから車を守ってくれます。
シャッターの防犯性を高めれば、外部の人間の侵入を高い確率で防げます。
2つ目の魅力は、荷物の運び入れが楽であることでしょう。
建物の内部に設置するため、車と家の動線が短くなりますので、荷物が多い場合はやはり便利です。
また、雨や風の強い日は、濡れずに車に乗り込めると嬉しいですよね。
3つ目は、駐車場のコストの削減です。
設置には費用がかかりますが、駐車場を借りる場合の費用も少なくはありません。
長い目で見た場合のコストを考えるとメリットと言えるでしょう。
□ビルトインガレージを設置する際の注意点とは
続いてビルトインガレージを備える際の注意点について紹介します。
*床の素材に注意する
床は、水に強い素材のものにすべきでしょう。
洗車をガレージで行う場合、床に水が残ると湿気が高くなってしまいます。
乾燥しやすいコンクリートなどの素材を用い、排水を十分に計算した構造にしましょう。
基本的には、出入り口が低くなるように傾斜を付けておくことをおすすめします。
*余裕を持った広さにする
広さには余裕をもって設計しましょう。
車の大きさが変わることを想定して、幅や高さに余裕を持つ必要があります。
また、ガレージ内に置きたいのは車だけではありません。
タイヤや整備用品を置く可能性も考えると、大きさには余裕を持つと良いでしょう。
*換気に注意する
ガレージ内で作業をする場合、換気の設備が必要となる可能性があります。
冬に暖房を行う場合は、安全のためにも換気すべきです。
夏の暑さに備えて、エアコンを設置しておくことも考えられます。
□まとめ
ビルトインガレージについて解説しました。
最も大きな利点は、車の保管に適しているところでしょう。
雨や風、紫外線から愛車を完全に守ってくれるほか、セキュリティーも十分と考えて良いでしょう。
注意すべきことは、水に強い床の素材を選ぶことです。
洗車の際に水を使いますので、排水に適した素材を選びましょう。