2020/08/30
注文住宅を建てる際に、開放感のある吹き抜けに憧れますよね。
しかし、吹き抜けにはデメリットもあります。
住み始めてから後悔しないためにも、名古屋の業者が吹き抜けの特徴を説明します。
□吹き抜け住宅のメリットをご紹介します
吹き抜けがある住宅のメリットをご紹介します。
それぞれ順に見ていきましょう。
*開放感がある
吹き抜けの住宅は開放感を感じられます。
天井はたった10センチメートル異なるだけでも、部屋の印象を変えます。
家族や友人が集まるリビングは快適な空間にしたいですよね。
こういった場所には吹き抜けを取り入れ、開放感を演出しましょう。
*光を取り入れやすい
吹き抜け住宅はとても光を取り入れやすいです。
天井から床まで遮るものがないため、窓を設置すればそのまま光が入ってきます。
また、窓の大きさや配置場所によって光を調節できるため、求める部屋の明るさに合わせて設置していきましょう。
*コミュニケーションがとりやすい
吹き抜けをリビングに作れば家族とのコミュニケーションも増えるでしょう。
吹き抜けがない場合は、それぞれの階層で空間が区切られてしまいます。
吹き抜けを作ることで、話し声や人の気配が上の階まで伝わるため、コミュニケーションをとる頻度が高くなるでしょう。
□吹き抜けを作る際の注意点
部屋を明るく心地の良い部屋にしてくれる吹き抜けですがデメリットも存在します。
ここでは、吹き抜けのデメリットを3つご紹介します。
デメリットの1つ目は、エアコンが効きにくくなる点です。
暖かい空気は上に集まり、冷たい空気は下に溜まりますよね。
一般的な部屋の高さであれば、これらの空気が混合して存在しています。
しかし、吹き抜けにすると、暖かい空気と冷たい空気がはっきりと別れてしまいます。
エアコンを使用しても、この空気の層に分かれてしまうため、エアコンの効きが悪くなります。
吹き抜けにエアコンを設置する場合は、天井にファンを設置するなど工夫が必要でしょう。
デメリットの2つ目は、照明の取り外しや掃除が大変になる点です。
吹き抜けにすると、天井は脚立や梯子がないと届かない高さになります。
そのため、照明の寿命が来た場合や天井の掃除をする場合には、大掛かりな作業が必要になるでしょう。
デメリットの3つ目は、耐震性が低くなる点です。
住宅は建物の区切りが多いほど耐震性が高くなります。
吹き抜けの構造は開口部が広いため、建物の強度は低くなります。
吹き抜けの住宅にする場合には、耐震度を外部補強する、免震構造にするなど地震対策を行うと良いでしょう。
□まとめ
吹き抜けの特徴を知って頂けたでしょうか。
ぜひ、この記事を参考に、注文住宅で吹き抜けを作るか判断してみてください。