2020/08/18
名古屋在住の方で無垢材について知っている方はいらっしゃいませんか。
無垢材は自然な温かみと香りが楽しめる建築材です。
この記事では無垢材の特徴をご紹介します。
□無垢材のメリットについて
ここでは、注文住宅を建てる際に無垢材を使用するメリットについてご紹介します。
無垢材を使用するメリットは2つあります。
それぞれ順に見ていきましょう。
1つ目のメリットは部屋の気温を調節する点です。
夏は湿度が高く、冬は乾燥しやすいですよね。
エアコンがない部屋だと、こうした気候の中で生活するのはとても大変です。
無垢材であればこうした気候に合わせて、部屋の温度を調節してくれます。
具体的には梅雨の時期には湿気を吸収し、乾燥しやすい冬になると湿気を放出するでしょう。
こうした温度調節ができるのは、無垢材が生きており、呼吸をしているためです。
エアコンが利きにくい場合や電気代節約のためにエアコンをつけない場合でも、無垢材であれば快適な環境で過ごせますね。
2つ目のメリットは体にやさしい点です。
無垢材は一般的な集成材の様に加工がされていないため、人が化学物質を吸収することはありません。
また、ヒノキには殺菌力があり、カビやダニに強いです。
ダニやカビに敏感に反応するアレルギーを持つ人にとっては、ヒノキ素材の住宅はとても嬉しいですね。
さらに、無垢材は柔らかいという特徴もあります。
無垢材を床に使用すれば、柔らかい素材が歩いた時のショックを軽減してくれるでしょう。
小さいお子さんやお年寄りの方と暮らす場合は、体に負荷がかからない住宅作りをしてあげると良いでしょう。
□無垢材のデメリットについて
無垢材にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
*変形しやすい
前述した通り無垢材は、湿気を吸収したり放出したりします。
これは湿度を調節する点ではメリットですが、木材の形が変わりやすいというデメリットにもなります。
フローリングに無垢材を使用すると、木材の変形が原因で床鳴りが発生しやすくなります。
*価格が高い
無垢材は原木から切り取った物をそのまま使用します。
通常の集成材は合板のため、大量生産できますが、無垢材は数に限りがあります。
そのため使用できる量に限りがあり、通常の素材よりも費用が高くなってしまいます。
*傷や汚れがつきやすい
無垢材には表面加工が施されていません。
そのため、物をぶつけたり、色が付いた物をこぼしたりすると、床に傷や汚れが付いてしまいます。
フローリングに無垢材を使用する場合には、補修方法や手入れの仕方を確認しておきましょう。
□まとめ
無垢材の特徴をご紹介しました。
無垢材にはメリットとデメリットの両方があります。
ご自身のライフスタイルに合わせて、選択すると良いでしょう。