2020/08/14
注文住宅の予算の決め方が分からない方は多くいらっしゃると思います。
予算の決め方についての知識不足で予算が不足したり、理想の家にできなかったりするのは嫌ですよね。
この記事では名古屋の業者が注文住宅の予算の決め方について解説していきます。
□予算を決める際の3つのステップについてご紹介します
注文住宅の予算はどのように決めたらよいのでしょうか。
予算を決める際には以下の3つのステップで決めていきましょう。
それぞれ順に解説していきます。
*貯蓄額や年収からトータルの予算を決定する
土地を探したり、物件の間取りを決めたりするにも、自分たちがどれくらい費用を負担できるのかを把握しておく必要があります。
例えば、土地は広さや場所、その他の条件によって値段は全く異なります。
どれぐらいの土地なら購入できるのかを決めていないと、土地探しは難しいでしょう。
このように条件を決める前に、予算を把握しておくことで、土地探しや物件の間取り決めをスムーズに行えます。
*建物と土地にどれぐらいの配分で費用をかけるかを決める
建物と土地のそれぞれにどれくらいの配分で予算を割くのか決めておきましょう。
一般的には土地に3割、建物に7割で予算は配分されます。
これは、一般的な予算の決め方のため、ご家族と話し合い理想の配分を決めておきましょう。
例えば、土地に予算を増やせば場所や広さが良い条件の物を選べます。
逆に、建物に予算を割けばご家族が求める間取りや設備が整います。
このように、何にどれだけ予算を割くのかを決めておくと、後悔しない家づくりが行えます。
*その他の費用を把握しておく
家を建てるのは、土地と建物の費用だけでは足りません。
不動産への仲介手数料や登記にかかる費用、引っ越し費用など、たくさんの出費があります。
こうした出費はすぐに支払うものなので、現金で用意しておきましょう。
また、これらの諸費用は物件価格の約1割を想定しておくと良いです。
□費用を節約する方法とは
予算決めを行うと、「理想の物件が手に入らない」と落胆する方もいらっしゃるでしょう。
しかし、少しの工夫でこうした悩みは解決できるかもしれません。
ここでは費用を節約し理想の住宅を建てる方法をご紹介します。
1つ目の方法は、設備や建物のグレードに差を付けることです。
使用する資材や設備によって値段は大きく異なります。
ご家族が大切にしたい空間にはできるだけ予算を投じて、理想の環境を作りましょう。
逆に、あまりこだわりのない場所には、安価なものにすると良いでしょう。
このように部屋ごとにメリハリを付けることで、予算の節約になります。
2つ目の方法は、壁を少なくすることです。
部屋数は多ければ多いほど、必要な設備や壁も増えていき、費用が上がっていきます。
また予算の範囲内で収まらない場合には、部屋数を減らすことを考えましょう。
部屋は多ければ良いというわけではありません。
部屋数を減らして広々とくつろげる空間を作るのも良いのではないでしょうか。
□まとめ
今回は注文住宅の予算の決め方をご紹介しました。
予算や費用の配分は施主によってバラバラです。
できるだけご家族が満足できる様に、話し合いを重ねて決めていきましょう。