2019/10/10
皆さまは、
「家ってどのような流れで建つのだろう」
「注文住宅を購入したので施工の流れを知りたい」
と感じたこと、またはそのような経験はありませんか。
自分の家を建てる際、施工の流れを知り、それを実際に見ながら実感を得たい方も多いでしょう。
そこで今回は、家を建てる際の施工の流れをおおまかにお伝えします。
仮設工事
まずは建物のコーナーに杭を打ち込み、ロープを張る仮設工事をします。
しかし、地盤調査で土地に問題があった場合は、先に地盤改良をしておかなくてはいけません。
以前畑などに利用されていた土地の場合は、多くにおいて地盤改良が必要なので注意しましょう。
地鎮祭を希望する場合は、所有者の土地で行います。
地鎮祭とは、その土地の守護神を祀り、土地を利用する許しを得る儀式です。
基礎工事
地鎮祭が終わると、いよいよ着工です。
まずは支持地盤を削らないように土を掘っていき、鉄筋を組んだらコンクリートを流していきます。
コンクリートは水分量によって強度が変わってしまうので、雨が続く場合はなかなか工事が始められないこともあるでしょう。
ここでは、鉄筋の配筋検査やコンクリートの強度検査を行います。
家を建てる土台のもとになる場所なので、しっかりと検査をしていきます。
主体工事
主体工事は土台工事と建て方工事の二つあります。
土台は基礎と躯体(くたい)をつなぐ大切な場所なので、しっかりと作る必要があるでしょう。
また、日本は湿気が多いので、防腐処理とシロアリ対策をここで行います。
次に建て方工事では、土台の上に床や柱、梁、家の骨組みを作っていきます。
骨組みを屋根まで作り終わると建て方工事は完了で、ここで構造躯体(くたい)の検査をします。
また、希望する場合は上棟式を行います。
上棟式は神主を呼ぶこともありますが、施工主が工事関係者をねぎらい、コミュニケーションを取るためのものなので、呼ばなくても大丈夫でしょう。
屋根、外壁工事
家の骨組みが終わったら、屋根から順番に仕上げていきます。
屋根と外壁は常に風雨に晒される場所なので、建てた後のメンテナンスを減らすためにも、しっかりと防水処理をして作る必要があるでしょう。
ここで屋根の防水検査をする場合もあります。
仕上げ工事
屋根と外壁が出来上がったら、内部造作やインフラを整え、設備を取り付けて完成です。
最後に、図面通りに工事が行われているかどうかの検査をして、引き渡しです。
まとめ
今回は、注文住宅を立てる際の施工の流れについてお伝えしました。
改めて、家を建てるということは大変なのだと思った方も多いでしょう。
これから家を建てる方の助けになれば幸いです。
また当社、サイエンスホーム名古屋店では、木の家、注文住宅を1000万円台で提供しております。
名古屋在住の方や自然を身近に感じられる木の家をご検討中の方、低コストで注文住宅をお考えの方は、ぜひ一度、お気軽にご連絡ください。