2021/04/01
「木の家は素敵だけど虫が寄ってくるんじゃないの」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
木の家では、虫のことが心配になってしまいますよね。
今回は、その不安を解消するために解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
□木の家の天敵になる虫の種類と特徴
まず木の家での虫の対策方法を考える前に、木の家の天敵となる虫について解説します。
得体の知れない敵ほど怖いものはないため、まずは特徴を押さえましょう。
＊シロアリ
木造住宅で最も聞く被害はシロアリですよね。
シロアリは木を主食として生きているため、木で出来ている住宅が被害にあってしまいます。
目に見えなく、日の当たらない部分でシロアリ被害は進行していくので非常に悩ましい存在です。
なかなか初期段階で気付けないシロアリ被害ですが、羽アリを家の中で見かけたら注意しましょう。
またシロアリは地下を掘って移動できるため近隣の家でシロアリ駆除をしていた際にも注意すると良いでしょう。
＊キクイムシ
次に紹介するのが、キクイムシです。
キクイムシは小さく寿命は1ヶ月ほどと短いですが、凄まじい繁殖力が特徴です。
木の中に生息するため、木材に小さな穴が空いていないか確認しておきましょう。
＊シバンムシ
シバンムシは木材だけでなく食品も食べる虫です。
非常に小さいですが、かじる力はとても強いため木材に穴を開けてしまいます。
無数に小さな穴を開けることで、木材の腐食を進行させます。
□木の家での虫の駆除方法
上記で木の家の天敵である虫の特徴を紹介しました。
共通して重要なことは、家の劣化や腐食を防ぐためにできるだけ早急に対処することでしょう。
ここでは、虫の駆除方法を紹介します。
1つ目の有効な方法は、王道の殺虫剤です。
穴を見つけたら、その部分にノズルを差し込んで噴射するタイプの殺虫剤が最も効果的に駆除できるでしょう。
その際に、悪い空気が充満しないよう換気を忘れずする必要があります。
また、60度以上の高温で加熱することも方法の一つです。
一般家庭では実施が難しいですが、熱に弱いキクイムシは成虫、幼虫ともに死んでしまいます。
しかし、最も確実で安全な方法は害虫駆除の業者です。
ご自身で後処理する手間も省けるためおすすめです。
□まとめ
木の家を虫の被害から守るためには、定期的に木材の状態を確認してお手入れすることです。
虫の駆除方法も紹介したので、ぜひ実践してみてください。
しかし、ご自身で行うと殺虫剤の危険が伴ったり手間が増えたりするため、業者に頼む方法をおすすめします。