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木の家が火災に強いと言われるのはなぜ?その理由と耐火構造とは

木造住宅は、自然素材の温かみや木の香り、そして何よりも美しい木目を活かした住空間を実現できる魅力的な選択肢です。
しかし、一方で火災のリスクに対する不安を抱く方も少なくありません。

「木は燃えるものだから、火事になったら怖い」

そんな声も耳にするかもしれません。
確かに木材は可燃物です。
しかし、適切な耐火性能を備えた木造住宅は、想像以上に火災に強いことをご存知でしょうか。

この記事では、木造住宅の耐火性能について詳しく解説し、安全で快適な住まいを実現するためのヒントをご紹介します。

□耐火構造で火災に強い家づくりをしよう!

火災から大切な住まいを守るためには、耐火構造が重要な役割を果たします。

耐火構造とは、火災発生時に建物の倒壊や延焼を防ぐために、壁や床、屋根などの主要構造部が一定の耐火性能を備えている構造のことです。

耐火構造には、国土交通省が定めた基準を満たす必要があります。
具体的には、壁や柱、床、梁などは、火災発生から少なくとも1時間、屋根や階段は30分間、火災に耐え、延焼させない性能が求められます。

耐火構造の住宅は、火災発生時でも、避難時間の確保や、他の部屋への延焼防止に役立ちます。
また、建物の倒壊リスクを低減し、安全性を高める効果も期待できます。

その他、火災に強いという理由から、火災保険料が割安になる点もメリットかもしれません。

□木の家が火災に強い理由

木造住宅は、燃えやすいというイメージをお持ちかもしれません。
しかし、木材は燃えにくい可燃物であり、適切な設計と施工によって、高い耐火性能を実現できます。

木材の燃焼には、まず水分が蒸発し、その後、可燃性ガスが発生する過程が必要です。
木材は、水分を多く含むため、着火しにくく、燃え広がりにくい性質があります。

また、木材は燃焼時に表面が炭化し、炭化層が断熱材の役割を果たします。
これにより、内部への熱伝導が抑制され、燃焼速度が遅くなります。

木材は鉄骨やコンクリートと比べて、熱膨張率が低いため、火災時でも強度を維持しやすく、倒壊のリスクを低減できます。

さらに、近年では、防火性能を高めた木材や、耐火構造に特化した木造住宅の技術も発展しています。

□まとめ

木造住宅は、適切な耐火構造を採用することで、火災のリスクを軽減し、安全で快適な住まいを実現できます。

耐火構造に関する知識を深め、自分のライフスタイルやニーズに合った、安心できる住宅選びをしましょう。

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