2023/04/10
木の家に住む場合は虫についてしっかりと考えなければなりません。
適切な対策ができないと、劣化スピードが早まったり倒壊してしまったりするリスクがあります。
そこで今回は、木の家に悪さをする虫について解説します。
対策についてもできるものから取り入れてみましょう。
□木の家に悪さをする虫の種類をご紹介します!
ここからは、木の家に悪さをする虫の種類について解説します。
主なものを挙げると、以下の通りです。
・クロタマムシ
・シロアリ
・シバンムシ
・キクイムシ
1つ目は、クロタマムシです。
幼虫期間が長く、場合によっては約10年間木材にひそんでいることもあります。
2つ目は、シロアリです。
あごが非常に強く、ときにはコンクリートにも穴を空けてしまうといわれています。
住み着かれると家屋の耐久性がかなり落ちてしまうため、細心の注意が必要です。
3つ目は、シバンムシです。
乾いた食品や畳、木材など、主に乾燥したものからよく発生します。
これに寄生するシバンムシアリガタバチは人を刺すこともあるため注意が必要です。
4つ目は、キクイムシです。
もとから家具や建材に住んでいることが多いです。
特に輸入したものは、小さな穴が開いていないかよく確認しておきましょう。
□家具を食べられないようにするための対策についてご紹介!
ここからは、家具を食べられないようにするための対策についてご紹介していきます。
具体的なものとしては、以下のようなものが挙げられます。
・木の表面にエアゾール殺虫剤を噴霧しておく
・木に塗料や防腐剤、ニスを塗る
・防虫加工がされている家具を選ぶ
まずは、木の表面にエアゾール殺虫剤を噴霧しておくことです。
そうすることで、発生しやすい虫に対して事前に対策できます。
虫が発生してから殺虫剤を使う人は多いと思いますが、事前に発生しやすいところに欠けておくこともおすすめです。
次に、木に塗料や防腐剤、ニスを塗ることです。
これらには、被害を防ぐ効果があります。
最初からこれらが塗られている商品を選ぶこともおすすめです。
最後に、防虫加工がされている家具を選ぶことです。
そうすることで虫の発生を防げます。
なお、輸入家具からキクイムシが発生するケースが多いので気をつけましょう。
□まとめ
この記事では、木の家に悪さをする虫への対策について詳しく解説しました。
事前の殺虫剤が特に効果的です。
防虫加工の家具を購入するなど、できる対策からしていきましょう。
また、当社は木の家づくりのお手伝いをしていますので、木の家をお考えの方は、ぜひ一度当社までご連絡ください。