2022/08/27
「木製家具にはどんな特徴があるのかな」
「お手入れはどうやってしたらよいのだろう」
このようにお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。
今回は、木製家具のお手入れ方法について解説します。
□木製家具に使われる木材の特徴について解説します!
*ウレタン塗装
ウレタン塗装とは、ウレタン樹脂を家具に吹き付けたり、表面をコーティングしたりしているものです。
薄く塗装をして表面を覆っているので、光沢のある塗膜が光って見え、高級感のある仕上げになっています。
表面がコーティングされていることから、耐水性や耐久性、耐熱性に優れています。
また、木材の上に塗膜が形成されているので、傷や汚れにも強いという特徴があります。
しかし、凹みキズに弱い点には注意が必要です。
塗装をしていない木製家具であれば簡単に補修ができますが、ウレタン塗装の家具は難しいです。
*無垢材
無垢材とは、木そのものです。
伐採した木を削って作られるもので、1本の木から作られる点が特徴的です。
全く同じものが存在しないので、手触りや香り、個性を楽しむことができます。
また、年月を経ることで、徐々に色合いや風合いが変化していく経年劣化を楽しめるという魅力もあります。
湿度を自動で調節してくれる「調湿機能」や、浅い凹みキズを美しく補修できるというメリットもあります。
しかし、木材が生きているため、木が反ったり割れたりしてしまうことがある点には注意しましょう。
□木製家具のお手入れ方法を紹介します!
木製家具のお手入れ方法は、「オイル塗装」か「ウレタン塗装」かで変わります。
オイル塗装とは、植物油を主成分とした浸透性のある塗装を行うものです。
ウレタン塗装と違い、表面に塗膜を作らないことが特徴で、木目や質感をそのまま維持できる点がメリットです。
オイル塗装のお手入れ方法は、市販のオイルやワックスで1年に2回から3回程度、吹き込むと良いでしょう。
ウレタン塗装は、先述の通り、木材の表面にウレタンの塗膜を作って表面を保護します。
普段は、乾拭きでのお手入れで十分です。
汚れがひどい場合は、ぬるま湯で中性洗剤を薄めて塗装面を拭いた後、きれいなぬるま湯で洗剤をふき取った後に乾拭きをしましょう。
□まとめ
今回は、木製家具のお手入れ方法について解説しました。
本記事を参考にしていただければ幸いです。
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