2022/07/04
家を建てる際には、当然その家に何年間住めるかを考えるでしょう。
住宅には「耐用年数」というものがありますが、実際に寿命とは違うといわれています。
そこで今回の記事では、木の家は実際にどのくらいの寿命なのかについて解説します。
木の家を検討中の方は、ぜひお役立てください。
□木の家の寿命はどれくらい?
まず、住宅は構造によって耐用年数が定められており、木の家の法定耐用年数は「22年」と定められています。
しかし、法定耐用年数と実際の寿命は少し異なるので注意が必要です。
ここでは、実際の木の家の寿命はどれくらいかについて解説していきます。
一般的に木の家の寿命を問われた際には、30年程度と答える方が多い傾向にあります。
もちろん、築40年以上の住宅が販売されていることもありますし、築100年を超える住宅に住んでいる方も意外と多いです。
しかし、木の家の寿命が30年程度といわれているのには、いくつかの理由が存在します。
例えば、家を建ててから30年ほど経ったタイミングで、家族構成や生活環境の変化とともに、間取り変更やデザインを変えるリフォームを余儀なくされるケースがあります。
そのリフォームのタイミングに合わせて、建て替えを行う場合があります。
また、住宅設備の寿命もおよそ30年程度であるため、それらのリフォームの際に建て替えを選択する方が多いのです。
□木の家の寿命を延ばすポイントとは?
木の家に長く住むためには、適切にメンテナンスを行う必要があります。
ここでは、木の家の寿命を延ばすためには、具体的にどのようなことが必要なのかを解説します。
1つ目は、こまめな掃除です。
日常的な掃除がとても重要であり、特に水まわりや外周部は、日頃から意識して掃除すると良いでしょう。
また、日頃から掃除をすることで、早期に異常を発見できる可能性も高まります。
建物の美観性を保てるだけでなく、綺麗になると気分も良いので、掃除はこまめに行うようにしましょう。
2つ目は、メンテナンスとリフォームです。
寿命を延ばすためには、適切なタイミングで適切にメンテナンスを行うことが大切です。
外壁や屋根、フローリングなど、様々な部分でメンテナンスとリフォームを行う必要がありますが、メンテナンスの種類やタイミングはそれぞれ異なります。
そのため、異常が見つかった場合はすぐに点検を行い、必要に応じてメンテナンスを行うようにしましょう。
□まとめ
今回は、木の家の寿命や耐用年数について解説しました。
安心して長く住むためにも、できるだけ寿命を延ばせるような工夫をすると良いでしょう。
木の家に関する質問やお悩み等ございましたら、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。