2022/03/27
「木の家の普段のメンテナンス方法を知りたいな」
「無垢材の床が汚れてしまったらどうすればいいのかな」
このようにお悩みの方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は木の家の普段のメンテナンス方法についてと、ケースごとの対処法について解説します。
?木の家の普段のメンテナンス方法について
ここでは、木の家の普段のメンテナンス方法について解説します。
普段のメンテナンスは、拭き掃除が基本です。
用意するものは、ホウキや掃除機、雑巾です。
手順は以下です。
・ホウキで掃いたり、掃除機をかけたりして床のほこりを取る
・乾いた雑巾もしくは固く水を絞った雑巾で拭く
簡単ですので、普段からメンテナンスしやすいでしょう。
ただし、雑巾が水分を多く含んでいる状態ですと木の変形に繋がる可能性がありますので、固く絞ることを意識しておきましょう。
?ケースごとの対処法とは?
1つ目は、無垢材の床が黒ずんできたケースです。
床が黒ずんでしまった原因として、以下が挙げられます。
・体の皮脂
・カビ
・油によるもの
・塗装の剥がれ
無垢材の床を素足で歩くと、皮脂が床についてしまいます。
それが溜まって黒ずみになってしまいます。
そのため、まずは床を軽く拭いてから、中性洗剤を混ぜて雑巾で拭きましょう。
【ここでワンポイントアドバイス!】
雑巾で拭いた場所を自然素材の塗料(弊社ではキヌカオイル)を塗るとメンテナンスも兼ねれますのでなお良いです。
2つ目は、シミが付いてしまったケースです。
シミが付いてしまった場合は、木材専用の漂白剤を使用することで落ちやすくなります。
落ちない場合は、思い切って削るという方法もあります。
ただし、再塗装が必要になるでしょう。
3つ目は、ヘコミができてしまったケースです。
ちょっとぶつけただけでもへこんでしまうことがあります。
そのような場合は、水に濡らしたティッシュか雑巾を一晩くらいへこんだ所に置いてみましょう。
木の繊維が切断されていなければ、少し膨らんでヘコミ部分が気にならなくなるでしょう。
また、へこんだ部分に濡らした布をあててアイロンをかけることも有効です。
4つ目は、カビが生えてしまったケースです。
カビが発生してしまった場合は、無水エタノールや逆性石鹸で拭き取る方法があります。
以上が、ケースごとの対応でした。
木の家は、傷がついても味わいが出るので、経年変化として楽しむのも良いかもしれませんね。
?まとめ
今回は、木の家の普段のメンテナンス方法についてと、ケースごとの対処法について解説しました。
何かご質問や疑問点等がありましたら、お気軽に当社までご連絡ください。
この記事がお役に立てば幸いです。