2021/10/27
マイホームをお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、工法についてです。
工法には木造軸組工法と壁式工法があります。
そこで今回は、木の家の工法の両者の説明と特徴について比較して詳しく解説します。
工法について知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
□木造軸組工法と木造壁式工法をご紹介します!
木造軸組工法は、日本に古くから伝わる工法で、在来工法とも呼ばれています。
柱と梁で骨組みを作り、住宅を建築していくスタイルです。
柱に梁渡して、屋根を先に築くことで日本の雨の多い気候に対応しやすくなります。
木材の接合部分は、木材を加工した後補助金物で接合します。
一方、金物で補強しない工法が伝統工法です。
要するに、木造軸組み工法は伝統工法に金物補強の要素を加えた、発展的な工法といえます。
次に木造壁式工法についてご紹介します。
木造壁式工法は2インチかける4インチの木材でできたパネルを組み合わせて住宅を建築する工法です。
この工法は北米から伝承された工法です。
接合部分には釘と接着剤が使われています。
使われる角材・パネルのサイズは規定のものなので、熟練の職人でなくても短い期間で組み立てられるのが特徴です。
木造軸組工法と違って日本で古くから伝承されていたものではないので、日本の気候うよりも北米の気候に適しています。
建築していく過程は、1階の床から始まり、上階の壁を作り終えた段階でやっと屋根を付けます。
よって、木造壁式工法をにする場合は雨養生を抜かりないようにすることが重要です。
□木造軸組工法と木造壁式工法の特徴をご紹介します!
木造軸組工法は、柱と梁を点と点を結ぶようにして補強します。
そのため、間取りや住宅の形を変えたいときは点の位置を調節すれば自由に動かせます。
大きな窓を作りたい場合、柱と柱の距離を長くとれるので、開放的な窓にしたい方におすすめの工法です。
細かい要望に応えやすいのが、木造軸組み工法の特徴です。
一方で木造壁式工法は、住宅全体を壁で支えています。
壁に窓を追加したり、壁を取り除いて間取りを変更したりすることは難しくなります。
壁で住宅を支えているだけあって耐震性には木造壁式工法の方が優れています。
また、耐火性に関しても、面で火の行く手を妨げられるので、火が広まりにくいです。
□まとめ
以上、 木造軸組工法と木造壁式工法の説明とそれぞれの特徴についてご紹介しました。
当社は職人が責任を持って施工しますので、安心してご依頼いただけます。
また、工法など、わからないことがございましたら、なんでも当社にご質問くださいね。