2021/04/28
木の家は、一般的な住宅と比べて何が魅力的なのでしょうか。
この記事では、なぜ木の家は住み心地が良いのか、そして住みやすい家づくりをするために気をつけるべきことは何かをご紹介します。
木の家について詳しくご存知でない方は、ぜひ木の家の魅力を知ってください。
□木の家の魅力とは
木の家には、木ならではの魅力がたくさんあるのをご存知でしょうか。
ここでは、3つのポイントをご紹介します。
1つ目は、断熱性能の高さです。
木材には、鉄やコンクリートと比べると太陽光の影響を受けにくいという特徴があります。
そのため太陽にさらされても室内の温度が上がりにくく、快適な住環境を保てます。
また太陽による影響を受けにくいということは同時に、室内の寒暖差が小さくなるため温度差による体へのストレスも軽減できる他、光熱費を抑えることにも繋がるでしょう。
2つ目は、調湿性です。
あまり聞き慣れない言葉かも知れませんが、木には湿度を調整してくれる機能が備わっています。
除湿機や加湿器を使わなくてもある程度は快適な湿度が保たれるという点は、木の家ならではの魅力でしょう。
調湿性により、住宅の劣化を早める壁の内部の結露を防げるというのも嬉しいですね。
そして3つ目は、紫外線のカットです。
木材の木目には有害な紫外線を吸収する働きがあるため、住宅の内部では紫外線の反射が少なく、目に与える影響が極端に小さくなります。
紫外線には人間にとって悪い影響を与える面もあるので、紫外線が少ない住環境は魅力的なはずです。
□生活動線について
木の家というだけで絶対に住みやすいとは限りません。
住みやすい家かどうかを決める上で重要なのが生活動線です。
人を集めたい場所は動線が重なるように、渋滞を避けたい場所は動線が交わらないようにすることで、生活の中でのストレスを軽減できるでしょう。
この考え方は家事においても重要で、例えば洗濯機からベランダ、クローゼットまでの移動は短ければ短いほど時間が短縮できて便利なはずです。
こういったいわゆる家事動線を考えると、無駄がなく、住みやすい家づくりができるのではないでしょうか。
□まとめ
住み心地の良い家についてご紹介しました。
木の家が持つ住みやすさは非常に魅力的ですが、一方でそこに頼りすぎるのは危険です。
木の魅力はもちろんありますが、家としての住みやすさをしっかりと追求して初めて、住みやすい木の家ができるでしょう。
皆さんもぜひこの記事を参考にしてみてください。