2019/07/18
注文住宅を建てる際に、できるだけ費用を抑えるにはどうすればいいのでしょうか。
名古屋で注文住宅をローコストで建てるコツをご紹介します。
費用を抑えるコツ
注文住宅を建てる際は、あれもこれもと欲張ると、当初の予算を大幅にオーバーします。
では、どのようにすれば費用を抑えられるでしょうか。
総2階作りにする
2階の面積を1階と同じにする総2階作りは、2階の構造が1階と同じなので、基礎や柱などの構造物が余分にかからないため費用が抑えられます。
見た目も余分な張り出しがなく、スッキリした外観になるメリットもあります。
また、総2階にすると屋根工事もシンプルになるので、屋根の工事費も抑えられます。
屋根の形も寄棟(よせむね)を避けて切妻や片流れにすると、さらにコスト削減が可能です。
家の形を四角形にする
家の外周に出っ張りがあるとその分外壁の面積が増えるため、下地材や断熱材などが余分にかかります。
また、外壁の構造も出っ張りの分だけ複雑になるので、工期が伸びて費用が高くなります。
構造的に見ても、四角形のほうが強度面でも有利なので、耐震性も優れています。
フェンスや門扉を排除
フェンスや門扉を設けるとその分コストがかさみます。
どうしてもフェンスや門扉を設けたい場合は、後で追加できるので、建築時に費用を抑えるためにはフェンスと門扉を排除しましょう。
窓を減らす
窓を減らすか窓を小さくすると、それだけで家の強度が増します。
つまり、窓を減らしたり小さくしたりするだけで、同じ耐震性を保ちながら構造部の強度を下げられるため、コスト削減が可能です。
また、西日が当たる窓をなくすと冷房費が節約できます。
バルコニーを小さくする
バルコニーが大きいと補強する必要があり、余分に費用がかかります。
また、すべての部屋にバルコニーが必要ではないため、バルコニー設置を最小限にすることでコストを削減できます。
収納を減らす
収納を何カ所も作るのではなく、大きなクローゼットを１カ所作る方がコストを削減できます。
収納は何カ所もあるほうが便利との声もありますが、コスト削減を優先するなら、1カ所にまとめてウォーキングクローゼットにすると、さらに使いやすいです。
まとめ
注文住宅をローコストで建てるためには、総2階作りにして1階と構造部を同じにするとコストを削減できます。
また、屋根を切妻や片流れにすると費用が抑えられます。
家の形を四角形にして出っ張りをなくしたり、フェンスや門扉を排除したりするのもコスト削減に役立ちます。
このほか、窓を減らしたりバルコニーを小さくしたりする、収納を減らすなどの方法もあります。