2019/11/11
家を建てる場合、注文住宅にするとコストが高いです。
一方、注文住宅をローコスト住宅にすることで費用を抑えられます。
では、名古屋でのローコスト住宅の相場は、どれくらいなのでしょうか。
ローコスト住宅の相場
ローコスト住宅を建てる費用は、約1,200万円程度が相場と言われています。
通常の注文住宅は最低でも約2,000万円以上かかるため、ローコスト住宅は注文住宅に比べかなりコストが小さいです。
坪単価を見ても、一般的な注文住宅は約50万円以上なのに対して、ローコスト住宅の坪単価は約20万円からとなっています。
住宅費用に影響する要因
ローコスト住宅を実現するのに必要な条件は4つあります。
土地
住宅の建築費を抑えるのに重要なのが、建築場所の土地の形状です。
ごく一般的な土地であれば問題ありませんが、土地の形状が独特であったり、小さすぎたりする場合は住宅の形状に影響するので、コストが高くなる可能性があります。
家の建て坪
建築費用は坪単価で試算するため、住宅建築費用は住宅の大きさによって変わります。
広い家を建てるとその分だけ余分に費用がかかるため、家族構成を考えて必要最小限の広さにすることがローコスト住宅を建てる際には重要です。
間取り
家の間取りは、部屋の数だけ内装や電気工事が必要になるので、部屋数が多いと余分に費用がかかります。
ただし、部屋数が多いと柱や壁が多くなるので、家の強度が増すメリットもあります。
家の出っ張りをなくす
家の形は四角にすることで一番強度が高くなり、コストも安くなります。
家の外周に出っ張りがあるとその分だけ外壁の面積が増える上、下地材なども余分にかかります。
外壁の面積が増えると、将来外壁メンテナンスの費用もかさみます。
ローコストで建てられる理由
注文住宅がローコストで建てられるのはなぜでしょうか。
ローコスト住宅を扱っているメーカーでは、住宅の規格をできる限り統一して、同一資材を使っています。
そうすると同一資材を大量購入できるので、資材費を安くできます。
また、キッチンや風呂、トイレなどの設備費を極力抑えることで、コストを下げています。
このため、ローコスト住宅では注文住宅といいながら、規格で統一されて自由に変更できない部分が多いです。
まとめ
今回は名古屋でのローコスト住宅の相場についてご紹介しました。
ローコスト住宅は通常の注文住宅と比べると、かなり安く建てられます。
ローコスト住宅は、規格を統一して同一資材を大量購入することで原価を下げています。
このため、ローコスト住宅では注文住宅といいながら、規格で統一されていて自由に変更できない部分が多くなっています。