2019/09/03
皆さんは新しく建てた家の中に危険が紛れていることをご存じでしょうか?
最近の住宅は断熱性が高い家が増えてきて、過ごしやすい住宅がたくさんあります。
しかし、それと同時にシックハウス症候群の症状に悩まされている人もいます。
今回はシックハウス症候群、そして木の家との関係性についてお話しいたします。
シックハウス症候群とは?
新築ができて気分が高まっている時期に無性に気分が悪くなったり体調がすぐれなかったりした経験はありませんか?
それはシックハウス症候群が原因です。
シックハウス症候群は、目がチカチカしたり、喉がいたくなったりと、とても煩わしい症状を及ぼします。
しかし、全員がシックハウス症候群になるわけではありません。
受ける影響には個人差があって、重度な影響を受ける人もいれば、ほとんど影響を受けない人もいます。
シックハウス症候群の原因
シックハウス症候群の主な原因はホルムアルデヒドという化学物質です。
この物質は接着剤や防腐剤、そして塗料にも含まれています。
また、最近の住宅は断熱性が高くなっており、それによって部屋の中の気密度が高くなります。
気密度が高いと家の中の温度差が変わらず快適に過ごせます。
一方では、有害物質がこもりやすい環境になってしまい、シックハウス症候群を促進してしまいます。
木の家とシックハウス症候群の関係
木の家はシックハウス症候群に対して強い影響を与えます。
シックハウス症候群や、その原因となるホルムアルデヒドの対策を2つご紹介します。
その1:ホルムアルデヒドが発生しない無垢材を使った建築
元々化学物質を含んでいない無垢材を使うことでホルムアルデヒドの発生を軽減します。
しかし、無垢材を用いて建築を進めるには独自の技術が必要な点が難しい点です。
無垢材についてある程度わかった上で扱わないと効果は薄れてしまいます。
その2:珪藻土(けいそうど)を内側に塗る
珪藻土は無垢材と同じで有害物質は含まれていません。
さらに、珪藻土は有害物質を吸収した後に、それらを分解して室内への放出を抑制します。
まとめ
今回はシックハウス症候群についてとその原因、そして木の家との関係についてお伝えしました。
断熱性に優れた家はメリットの裏に、厄介な症候群を隠し持っています。
有害物質の発生源をなくす、または有害物質を吸収してなくすことで快適な暮らしを過ごせるようにしましょう。
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